歌舞伎俳優中村獅童(44)が初期の肺腺がんと診断され、6月の福岡・博多座「六月博多座大歌舞伎」、7月の東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」を休演することが18日、分かった。5月に受けた健康診断で初期(ステージ1A)の肺腺がんと判明、6月上旬に手術する。

 獅童は2年前に脳動脈瘤(りゅう)の手術を受けていたことが分かった。この日、日本テレビ系「news every.」(月~金曜午後3時50分)のキャスター、NEWSの小山慶一郎(33)が獅童にメールを送ったところ、獅童から「2年前に脳動脈瘤という病気の手術もしました。それも克服できたので、今回も絶対に乗り越えます」と返事が来たことを明かした。脳動脈瘤は、昨年、元おニャン子クラブの新田恵利、姉妹漫才コンビ「海原やすよ・ともこ」の妹、やすよが手術を受けた。