韓国の男性7人組ヒップホップグループ「防弾少年団」が2日、大阪・なんばグランド花月で吉本新喜劇にゲスト出演した。

 演題「すち子の、社員食堂ラブストーリー」に参加。お笑い芸人すっちー(45)がクレーマーに拳銃で脅されて誰かに助けを求める。「防弾チョッキはないけど、そんな感じの人なら用意できます」の声に合わせて、客席の黄色い声援に包まれながら登場したのが防弾少年団だった。撃たれても、弾を手でつかんだり、お盆で打ち返して悪者を撃退。すっちーのボケにオーバーアクションでコケる“吉本新喜劇の鉄板芸”まで披露してみせた。

 終演後、リーダーのラップモンスター(22)は「韓国には、こういうギャグはない。初めてで良い経験でした」。すっちーも「新喜劇の若手でもあんなにガーンとコケない。100点あげます」と絶賛した。

 防弾少年団は10の国・地域を回るワールドツアー日本公演の真っ最中。先月30日に大阪公演でスタートし、7月2日の札幌公演まで6都市で13公演を行う。

 先月発売の新曲「血、汗、涙」が約35万枚を売り上げるなど、日本のKポップシーンをけん引している。