5人組アイドルユニット「Juice=Juice」が3日、タイ・バンコクで行われた「VIRAL FEST ASIA2017」に出演した。アジア12カ国から40組のアーティストが参加した。

 中振り袖風のミニドレスで登場した5人は、タイ語で「みなさ~ん、Juice=Juiceです」とあいさつ。4月に発売したシングル「地団駄ダンス」を含むメドレーを披露して3000人のファンから熱い拍手を浴びた。

 金沢朋子(21)は「初めてのタイなのに、地元のファンの方が日本語で歓迎してくれた。待ってました感がうれしいですね」。宮本佳林(18)は「盛り上がり方がすごい。ネットの動画とかで見ていてくれたんですね」と笑顔を見せた。

 日本を代表しての出場に高木沙友希(20)は「何で私たちなんだろうと思った。いい意味で期待を裏切りたい」。植村あかり(18)は「この暑さと日本との2時間の時差に海外に来たんだなと実感しています」。

 13年に東京・日本武道館公演を目標に結成。225公演を達成し、昨年11月に念願の日本武道館のステージに立った。その後、世界に目標を向け、台湾、香港に次いでタイが3カ国目。9月からメキシコ、米国、英国、ドイツ、フランス、マレーシア、タイを回る世界ツアーが始まる。

 リーダー宮崎由加(23)は「Juice=Juiceとしてだけでなく、ハロープロジェクトとしても海外ツアーは初めて。Juice=Juiceが、いいライブをしないと次につながらない。プレッシャーもあるけど、次につなげられるように頑張ります」と話した。