英マンチェスターで4日に開催されたテロ爆発事件の被害者とその家族を支援するチャリティーコンサート「ワン・ラブ・マンチェスター」に出演した元オアシスのリアム・ギャラガー(44)が、同コンサートに姿を見せなかった兄のノエル・ギャラガー(50)を痛烈に批判した。

 同コンサートにサプライズ出演し、オアシス時代のヒット曲「Rock And Roll Star」やソロ曲を披露したリアムは翌日、「マンチェスター、昨晩は兄がいなかったことを謝りたい。とても残念だ」とツイッターでファンに謝罪。その上で欠席の理由が「家族で海外旅行中」だったことに触れ、「国外にいたんだって。俺たちはみんな喜んで飛行機に乗って、子供たちのためにお前の曲をプレイしたというのに。悲しいヤツだ」とツイッターに書き込んだ。

 オアシス時代から仲が悪かったことで知られる2人は、再結成しないのは不仲が原因だからだとうわさされている。英サン紙によると、同コンサートに出演が決まったリアムはノエルに共演しようと電話をしたが、休暇中で出なかったと伝えている。

 この日はノエルに代わってコールドプレイのクリス・マーティンが、オアシスの曲「Live Forever」を演奏した。「ノエル、演奏することを認めてくれて感謝しています。来られないことは知っていましたが、あなたの想いはステージの上にありました」とマーティンはコメントしている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)