黒木瞳(56)が監督を務め、石野真子(56)が主演した短編映画「わかれうた」の発表会見が7日、都内で行われ、2人が出席した。

 昨年、長編作品を初監督した黒木は、高校時代の甘酸っぱい思い出を描いた同作で短編初挑戦。青春時代の思い出について、黒木は「甘酸っぱい思い出はいっぱいあります。中学生の時初めてラブレターを書いた。告白して結局はフラれちゃいました」、石野は「高校生で仕事を始めてしまったので、思い出を作る前でした。残念です」となどと話した。

 劇中登場するカセットテープは、黒木が実際に持っていた物を使ったという。「70年代のカセットを並べました。『オールナイトニッポン』を聞きながらコーヒーを飲んで受験勉強してましたね。歌をカセットに録音して聞いてました」と振り返った。

 作品は、ウェブ映画館「ネスレシアター」で見られる。