在宅医療で乳がんの闘病を続ける小林麻央(34)が9日夜、ブログを更新し、ちょうど1年前の同日に一部で乳がんであることが報じられて大きなショックを受けたこと、そのことで影に隠れた自分の人生を、ブログで世界に発信することで、人生のかじを大きく取り返せたと報告。「更新できない日もありますが、1日1日の心と記録をここに残す気持ちで書いています」と、ブログを日々、つづっている真意を明かした。

 小林は一部報道を受け、海老蔵が16年6月9日15時から都内で会見を開いたことを含め、当時の思いを振り返った。

 「6月9日。1年前の今日は、私の病気が、突然、公になり、困惑、不安、湧き出てしまう残念な気持ちに包まれていました。そんな中、主人が会見をしてくれて、家族皆の気持ちが落ち着いていったのを今でも思い出します。でも、人生は不思議なもので、何かの大きな力によって、不意に、舵をとられることで、それが望んでいなかったことでも、結果的に、新しい道を開けることがあるということを学びました。私は、舵をとられて、その後隠れて隠れて真っ暗になったので、新しく舵を取り返しました。それが、ブログでした」

 小林は、その上で「今の私の道を作ってくれたブログです。この舵取り事件(笑)は、私の人生において、大きな出来事です。皆さまとつながり、本当に励まされていました。いつも。ありがとうございます。私も、、、陰ながら、皆さまのコメントを拝読し、祈ったり、応援したり、共感したりさせて頂いてきました。届いていますか??」

 小林は7日のブログでも「笑顔で写真を撮ることは、リハビリでもあります。ブログを書くことは私自身の励みになっています」(コメントは全て原文のまま)とつづった。インターネット上では、小林が体調不良の中、ブログを続けることに心配の声も上がっているが、そうした声に対して、ブログに思いをつづり、発信することが自身にとって心と体のリハビリであり、応援し、回復を祈ってくれるファンの声が闘病の支えであることを明らかにした。