女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の9日の平均視聴率が18・9%、10日が18・7%(いずれも関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は5月13日放送の第30話の20・9%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 あらすじは、入居先が決まったみね子(有村架純)はお世話になった乙女寮の大掃除を行う。そして愛子(和久井映見)と紅白歌合戦を見て年を越す。昭和41年の元旦。愛子はお年玉と言って、みね子に奥茨城までの切符を手渡した。そうして元日の夜にようやく帰省でき、家族と再会したみね子。しかし、疲れ切っていたみね子は、翌日、宗男(峯田和伸)や三男(泉沢祐希)らが新年の挨拶に訪ねて来ても眠り続けていたのだった。