ハリウッド俳優キアヌ・リーブス(52)が13日、都内で、主演映画「ジョン・ウィック チャプター2」(チャド・スタエルスキ監督、来月7日公開)のジャパンプレミアに出席し、お祝いに駆けつけた歌手和田アキ子(67)とトークイベントを行った。

 キアヌは作品で伝説の殺し屋を演じ、和田は日本歌謡界の生きる伝説と言われることで顔合わせとなった。

 キアヌは「こんにちは」と日本語であいさつすると「全部が魅力。とにかく楽しい」と作品をPRした。また、「チャプター2を気に入ってくれると3も作れる」と語り、もし日本で撮影するなら「皇居のお堀に飛び込むシーンはだめかな。外側だけ」と語り、皇居の景色を気に入っていた。

 一方、キアヌは昔、バンドをやっていたことで、和田に「今度一緒にやりましょう」と共演を要求され「あまり上手ではない」と言いながらも「OK。誘っていただいてありがとう」と応じていた。和田は「約束しましたよ」とうれしそうに笑顔を見せた。

 映画は15年公開の「ジョン・ウィック」の続編で、イタリアン・マフィアのボス暗殺依頼を受けた伝説の元殺し屋ジョンの戦いを描いたアクション作品。

 和田はこの日、殺し屋を意識して黒のドレスで登壇した。キアヌは「とてもきれい。美しい」と絶賛。チャド監督も和田の姿に「このまま映画に出演できる」とし、「起用するならボス役で」と語った。監督の言葉に和田は「役作りはいらない」と笑っていた。