歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)が14日、ブログを更新し、長男勸玄くん(4)から「パパー ちゅくってぇ~」とねだられ、前日13日に妻小林麻央(34)が勸玄くんのために買ったという、白いキツネのお面に隈(くま)取りをしたと報告し写真をアップし「一応できた笑ザックリですね笑笑」とつづった。

 勸玄くんは東京・歌舞伎座で7月2日開演の「七月大歌舞伎」夜の部「駄右衛門花御所異聞」で白狐を演じ、海老蔵と親子で史上最年少の宙乗りに挑む。白いキツネのお面は、海老蔵が前日13日のブログで「何故か沢山こんなのがある。白狐の練習でマオが買ったようです たぶん。いつでも子供の事が心配なのですね、帰ってなんかホッコリしました」と報告していた。

 勸玄くんは映像で歌舞伎の勉強をしている。また6日夜には歌舞伎ごっこをする中で、顔に赤の油性マジックで描くほど、歌舞伎の隈(くま)取りが好きなようだ。海老蔵も7日に都内で行われた「第36回ベスト・ファーザー イエローリボン賞」授賞式で「油性のマジックで化粧して、寝ちゃいました。お風呂場でも落とせなくて、今日も幼稚園にそのまま行きました。ちょっと、かぶいているなと」と、苦笑交じりで語っている。

 また海老蔵は東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで開催中の自主公演「ABKAI2017 石川五右衛門~外伝」の楽屋に、松竹から「七月大歌舞伎」の勸玄くん用の台本が届いたと明かした。「感動と無責任」と題して、次のようにつづった。

 「感動は勸玄の台本とどく 無責任はこの時期に新たに この量をおぼえろ!と 無責任な…うぅ」

 海老蔵は勸玄くんの台本が届いたことに感動した一方で、開演まで日が浅い中、台本の量があまりに多いことに少々、へこんだようだ。