浅野ゆう子(56)が15日、都内で7月の東京・新橋演舞場「名作喜劇公演」(3~25日)の「紺屋と高尾」の取材会に出席した。

 吉原の人気おいらん高尾(浅野)と紺屋の職人久造(喜多村緑郎)の純愛を描いた喜劇で、浅野は大きなかつらや衣装を着て、おいらん道中にも挑戦する。

 「かつらは軽量化されたけれど、重い衣装は腰や膝に負担がかかるので自分で鍛えるしかありません」。

 藤山直美が乳がんのため休演し、今回の出演となった浅野は「何かアドバイスをいただければうれしい。今後、ご一緒する機会があれば」と話した。

 喜多村は「浅野のおいらんの美しさは見どころの1つ。高尾を愛し抜く久造を演じたい」。