ジャネット・ジャクソン(51)とカタールの大富豪ウィッサム・アル・マナ氏(42)が現地時間の15日、ロンドンの王立裁判所で離婚申請手続きを開始したことがわかった。

 目撃者が米情報サイトE!に語ったところによると、アシスタントや弁護チームとともに裁判所に姿を見せたジャクソンは、非常に元気そうだったという。一方のアル・マナ氏は1人で姿を見せ、物憂げな様子だったらしい。

 情報筋によると、2人は午前10時に裁判官とプライベートな面談を行い、アル・マナ氏が午後4時ごろ裁判所を後にした。ジャクソンがその20分後に去ったという。

 ジャクソンは2012年、カタールの大富豪で巨大複合企業のCEOウィッサム・アル・マナ氏(42)と結婚。今年1月3日に50歳で第1子エイサ君を出産し、話題を呼んだ。

 しかし、子供の誕生直後には別居していたと報じられ、今年4月には離婚することが明らかになった。結婚後はイスラム教に改宗したジャクソンだが、関係者は米ピープル誌に、「結婚生活はうまくいかず、文化の違いが大きな溝を生んだ」と語っており、離婚の大きな原因は子育てに関する意見の食い違いとみられている。

 ジャクソンは妊娠により延期されていたワールドツアーを9月7日より再開する予定で、この夏はその準備で多忙な日々を過ごすことになりそうだ。

(ニューヨーク=鹿目直子)