山田孝之(33)芦田愛菜(12)が17日、都内で「映画 山田孝之3D」公開記念舞台あいさつに出席した。

 同作は俳優山田孝之とは何者なのかを描いた。

 山田は「何とか公開を止められないかと思ったけど止められませんでした。『チャプリンの独裁者』以来、全国何館でスクリーンを破られるか」と真顔で冗談とも取れる口調で話した。

 イベントでは芦田が司会を務め、山田に「賞を目的として映画をつくることはないと思いますが、今後、そういう気持ちになることはあると思いますか」と質問。山田は「賞しか考えていません!」と宣言。「いい芝居も、いい映画も、いい俳優もどうでもいい。僕は賞のことだけを考えていきます。18年間やっていますがいまだに日本アカデミー賞に声がかからない。どんな手を使ってでも取りたいです」と答えた。

 司会を務めた芦田は「いつもと逆で不思議な気分でした」と感想を話した。