かつて独立を決意した中居正広(44)はジャニーズ残留を決意した。一方で、中居に追随して独立に動いた稲垣吾郎(43)草なぎ剛(42)香取慎吾(40)は、解散をへて、最終的に独立を選んだ。なぜ中居はジャニーズにとどまったのか。

 中居は15年11月に独立を決断したが、あくまでもSMAPメンバー5人そろって、というのが大前提だった。ところが、同調していると思っていた木村が、同12月に残留する意思を持っていることが判明。16年1月に独立をめぐる動きが表面化した後、香取、草なぎ、稲垣が解散を主張したのに対し、中居は中立の姿勢を見せ、解散を回避してグループ存続の可能性を探っていた。結果的に同8月に解散を発表。単独で芸能活動を続けている今、「独立するならSMAP5人で」という可能性がなくなり、中居にとって独立する意味は、なくなってしまったのだ。