演出家宮本亜門氏(59)が演出するオペラ「金閣寺」の会見が19日、都内で行われた。三島由紀夫の同名小説を76年に作曲家黛敏郎がオペラ化したもので、今回は宮本氏演出で来年3~4月にフランス国立ラン歌劇場で上演され、日本では19年2月を二期会公演として予定されている。

 ミュージカルだけでなく、「フィガロの結婚」「魔笛」などオペラ演出もしている宮本氏は「今年で演出家としてデビューして30周年。今はオペラの魅力にはまっています。舞台『金閣寺』は演出してますが、オペラもCDを買って共鳴していた。日本を代表する最高峰のオペラを演出することは、大変光栄なこと」と話した。