米国時間の19日、昨年12月に60歳で急死した女優のキャリー・フィッシャーさんの毒物学の検査結果が公表され、フィッシャーさんの体内組織からコカイン、ヘロイン、エクスタシー、合成鎮痛薬メサドン、その他複数の薬物が検出されたことが明らかになった。

 ロサンゼルス郡検視事務所は16日、フィッシャーさんの主な死因は睡眠時の無呼吸であり、薬物を服用していたことも死に加担したと発表。米情報サイトE!は同検視事務所による公式書類を入手したというが、これによると、フィッシャーさんの遺体が検視事務所に引き渡されるまでの約72時間以内にコカインが摂取されたことや、違法薬物エクスタシーに加え、抗うつ剤プロザックなど数種類の処方薬を服用していたことなどが明らかになったという。

 長年にわたりそううつ病を患い、薬物依存症とも闘っていたことで知られるフィッシャーさんは昨年12月27日、ロンドンからロサンゼルスへ向かう飛行機内で心停止状態となった。当時、フィッシャーさんの体内から複数の薬物が検出されていたが、果たしてそれらの薬物が死を引き起こしたのかは不明のままだった。

 フィッシャーさんの娘ビリー・ロードさん(24)は先週、米ピープル誌に声明を発表。検視事務所の発表について、「母は生涯にわたり、薬物依存症および精神障害と闘っていたが、結局、それが原因で亡くなりました。母は生前、これらの病気に直面した本人や家族を苦しめる恥辱について、オープンに語っていました。苦しみについてオープンに話すよう、人々を必死で励ましたがっていた」とコメントした。

(ニューヨーク=鹿目直子)