夏木マリ(65)が21日、東京・赤坂BLITZで、途上国を支援する「ワン・オブ・ラブ プロジェクト」チャリティーライブへの意気込みを語った。

 09年に夫のパーカッショニスト斎藤ノヴ(66)と活動を立ち上げた。当初は途上国の子どもたちに音楽を届ける目的だったが、やがて、子どもの教育環境改善と母親の雇用向上支援に発展。00年から毎年、6月21日の「世界音楽の日」にチャリティーライブを行い、赤坂BLITZで行う今年は8回目になる。

 夏木が「こういうことは私はガラじゃないんだけど…」と言うと、泉谷しげる(69)が「イメージじゃない人がやっているからいい。うそくさくない。マリちゃんのやっていることがすばらしいから、ついつい…」と、3度目となる出演理由を語った。

 2人は美輪明宏の代表曲「ヨイトマケの唄」をデュエット。夏木のリクエストに泉谷が応えた。「美輪さんを尊敬しているけど、面倒くさい…。この曲はキーが違うからきついんだ」と“泉谷節”全開で、歌唱の楽しみを表現していた。

 ほかにCHEMISTRY川畑要、フラワーカンパニーズらが参加する。