日本テレビ系列の連続ドラマ「フランケンシュタインの恋」(日曜午後10時30分)の25日最終回の平均視聴率が7・3%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べでわかった。全話通しての最高は初回の11・2%。2話以降は下降し、10%を超えることはなかった。

 同作はモンスター小説の名作「フランケンシュタイン」の物語をベースに、現代に置き換えた、怪物と人間のせつないラブストーリー。綾野剛(35)が、100年前のある事件をきっかけに生み出された心優しい怪物を演じた。

 最終話は、目覚めた津軽(二階堂ふみ)が脳の精密検査を受けると、脳の出血がなくなっていた。深志研(綾野剛)の起こした奇跡によって、津軽はこれまで苦しめられていた病気から解放された。深志研と津軽は、お互いの気持ちを確かめ合う。そんな2人を稲庭工務店の面々も温かく迎える。引き続き職人として生きていきたいと話す深志研。しかし翌日、工務店を警察官らが取り囲み、深志研は保健所に連行される。深志研と津軽は、120年の恋を貫くことができるのか…、という内容だった。