歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)が26日午後、ブログで、22日に乳がんで亡くなった妻小林麻央さん(34)と結婚する際に、ベトナムの採掘原場まで足を運び、自ら掘り出して作って贈ったルビーのネックレスを「まおに天まで持って行ってもらうものの1つに」すると明かした。

 10年7月29日に行われた結婚式の際、海老蔵がベトナムにルビーの原石を探しに行った映像が公開された。映像を見て涙する麻央さんに、海老蔵は「君のこと好きなんだ。お守りとしてもらってほしいです」と言い、ネックレスを贈った。

 「覚えてますか?結婚式の時のベトナムルビー 掘りに行ったこと、それを加工して、ネックレスに まおに天まで持って行ってもらうものの1つに、思い出す時 時は戻れない事を当たり前ですが、痛く感じています」

 海老蔵は16年1月の第27回日本ジュエリーベストドレッサー賞授賞式の際「妻麻央と結婚するにあたりまして、実はベトナムの方に宝石を掘りに行った記憶がございます。ものすごい暑い中。汗を流し、熱中症になりかけ、手は血まみれになり、すごい思いをしたんですけど、やっと取れたのが1つのルビーでした」と語っていた。

 また海老蔵はブログに、結婚式の写真、麻央さんが長女麗禾(れいか)ちゃんにごはんを食べさせる写真、長男勸玄くんを含めた家族4人で撮った写真、父市川團十郎さんらと一家で撮った写真をアップし「しっかりしろ! 海老蔵! と奮い立たせます」(コメントは原文のまま)と、写真で自らの心を鼓舞しているとつづった。