テレビ朝日の青山愛アナウンサー(28)が26日、6月いっぱいで退社することをブログで報告した。退社後については「夏には渡米し、修士取得を目指して、『ジョージタウン外交大学院』へ進学します」とした。

 退社理由については、周囲から「何かあったのでは?」と聞かれることがあるという青山アナだが、「そのようなことはないんです! もちろん、楽しいことばかりの虹色の世界ではありません。いろんなことを言われたり、悩むこと、うまくいかないことも多くありましたが、アナウンサーという仕事が大好きでした」とし、「本当に恵まれた、特別な6年間でした」とアナウンサー生活を振り返った。

 「一方で、どこかでくすぶっていた想いが大きくなっていきました。『声なき声に光を当てたい』と、飛び込んだメディアの仕事でしたが、もっと現場に近いところで、私にできることがあるのではないか、と。語学や国際感覚、コミュニケーションの力を使って、国際社会に貢献したい。大げさですが、そういった使命感のようなものを抱いてきました。より国際開発・国際情勢への知見を深め、キャリアに繋げるために、大学院進学を決断しました」と、退社を決意した理由をつづった青山アナ。時間をかけて悩んだ末に決意したことを明かし、「やっぱり居心地のいい場所を離れてでも、挑戦しなければ、見えない景色があると信じています。勇気を持って、進んでいきたいです」と意気込みをつづった。

 最後に「世間知らずで、未熟な私を一から育ててくれた会社、仲間、そして何より、番組をご覧くださった視聴者のみなさまには、感謝の想いでいっぱいです。これから進む道で、少しでも恩返しができるよう、精一杯、頑張って参ります。6年間、本当に、ありがとうございました」と感謝の言葉で結んだ。