欅坂46が千葉・幕張メッセで行った握手会で発炎筒がたかれる事件が発生したことを受け、俳優の坂上忍(50)は握手会の実施方法の変更について言及した。

 28日放送のフジテレビ系「バイキング」は、銃刀法違反容疑で逮捕された札幌市の無職阿部凌平容疑者(24)の手口などを紹介。坂上は「身勝手極まりない犯行。ほんとずる賢い。質悪いわ」と怒りを示した。

 警備をくぐり抜けた容疑者の手口に、「いつもそうだけど、結局、悪知恵働くやつの方が先行する。それで対処とか法整備が後から追いかける」と、警備が後手に回ってしまっていることを指摘。「こういうことがあると、握手会って今後どうなってくるんだろうっていう話にはなってくると思う。ファンの人の気持ちは当然わかるんですけど、何かがあってからじゃ遅い。じゃあ対応を強化していくのか、それとも、そもそもシステム自体に手を突っ込んで行くのかって、ゆくゆくはなっていくと思う」と自身の見解を述べた。

 また、モデルでタレントの森泉は「いわゆるテロ行為に近い。並んでる他の人に危害が加わる可能性があるし」と指摘。「少なくともこのままじゃダメ」と警鐘を鳴らした。