ダウンタウンの松本人志(53)が、尾行騒動渦中にあるタレントの松居一代(60)がブログで大物司会者の言動に抗議して法的措置を取る意向を示したことについてコメントした。

 2日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」は、松居が先月27日のブログで1年5カ月にわたって尾行されていることや、尾行から逃れるために身を隠しているなどと明かした騒動を取り上げた。

 松居の安否や心身の状態を心配する声が各方面からあがっているが、松本も「自分が1年半も尾行されてるとしても、これをブログで急にやっちゃったらみんなに心配されるやろなと思ってやらないと思う、僕は」とした上で、松居のブログでの告白に「でも、みんな心配されるということすらもわからなくなっていることが心配」と私見を述べた。タレントのヒロミも「保護を求めた方が」と心配した。

 また松本は、松居がその後のブログで、以前に自分が俳優の火野正平と「モーテルから出てきた」などと話したタレントとその番組を放送した局に対して「確認もなく電波を使って、テレビの前の皆さまにうそをお話しされた」と非難し、「法的に行動を起こした」とつづっていたことについて言及。「バラエティーなんかやってるとちょっと強めのツッコミで笑いにして終わらせることはある」と、非難されたタレント側の立場にも理解を示し、「言い方はアレですけど、こっちは笑いで救ったというか、助けたつもりなんですけど、向こうは『笑われた』『笑いにされた』みたいな」と、双方の受け取り方にズレが生じてしまう難しさを語った。

 またヒロミも「ツッコミ強かったなっていうのを直接言ってくれればいいけど、発表がブログとかツイッターとかになっちゃうと活字になると読む人はまた(受け取る印象が)違っちゃうからね」とコメントした。