ローリング・ストーンズが来年、ニューアルバムを発売するとの報道が浮上した。

 ストーンズはユニバーサル・レコードとの契約を更新したと報じられているが、英デイリー・メール紙によると、ミック・ジャガー(73)とキース・リチャーズ(73)が最近も、ロンドンとニューヨークのスタジオで新曲のレコーディングを行っていたという。

 ストーンズは今年9月から10月にかけて、「No Filter」ツアーの一環としてヨーロッパツアーを敢行。メール紙によると、クリスマスにはライブ・パフォーマンスを集めたアルバムをリリース予定となっており、さらに来年、ニューアルバムを発表する予定という。同アルバムを引っさげ、2018年もツアーを続行する見込みだ。

 関係者は、ロニー・ウッド(70)とチャーリー・ワッツ(76)を含む4人は、今年初めからニューアルバム制作に取り組んでいたと同紙に明かしたうえで、「15曲ほどがアルバム用に編集された。これらの曲を聞いたユニバーサルの重役たちも興奮するほどの出来栄えだ」と語っている。

 さらに、「ミックもキースも、音楽を創り出すことをあきらめるよりも、棺に入ってステージから担ぎ出されるほうがいいと思っている。年齢は素晴らしい音楽にとって障壁とはならない。ニューアルバムも売れることは間違いない」とも語っている。

 ストーンズは昨年、ブルース音楽のカバー曲を集めたニューアルバム「Blue and Lonesome」を発表。同アルバムは昨年12月の発売と同時に、チャートのトップに躍り出た。(ニューヨーク=鹿目直子)