今夏にも富士山山頂での落語会を決行すると公表した上方落語家、桂文枝(73)が6日、大阪と京都にまたがるポンポン山(標高678・7メートル)へ登り、予行演習を行った。

 文枝はこの日、自身のブログに「富士山への予行演習」で、ポンポン山へ登ってきたことを報告。同山は京都市西京区と大阪府高槻市の境界に位置し、ブログには軽快に歩く写真も掲載されている。

 登山を終え「木々の葉を通してみる 光の乱舞が癒やしてくれました」と記し「やはり頂上での達成感」「やるしかないです。必ず頂上に立ちます」と、あらためて富士山山頂落語会への決意も書き込んだ。

 また、文枝は3日、東京・歌舞伎座公演「七月大歌舞伎」夜の部の通し狂言「駄右衛門花御所異聞(だえもんはなのごしょいぶん)」初日を観劇。母を亡くしたばかりの市川海老蔵の長男、觀玄くんの宙乗りから勇気をもらったといい「あの日、4歳の觀玄ちゃんをみて、70(歳)も上の私が負けるわけにはいかない」ともつづった。