ハリセンボンの近藤春菜(34)が、ネット上の匿名での書き込みに対し不快感を示し「何か言いたいなら面と向かって言えよ」とコメントした。

 7日放送の日本テレビ系「スッキリ!!」は、童話「桃太郎」をモチーフにネット炎上を描いたACジャパンのCMを紹介。同CMはおばあさんが川で桃を拾うと、様々な批判コメントが殺到して炎上し、おばあさんは困惑して涙を流してしまうという内容。最後に「悪意ある言葉が、人の心を傷つけている。声を荒げる前に、少しだけ考えて見ませんか?」と問いかける、ネットモラルをテーマにした内容となっている。

 女優の本上まなみはこのCMを受け、「匿名で発言が出来るということの問題をもうちょっと考えていかなければいけない時代になってると思う。発言に責任を持つということ。自分の名前を出して言葉で伝えてることとは全く違う。心を傷つけることは身を傷つけるのと同等の痛みがあるということがもっともっと理解されて、それがいい方向に進んでいくような社会になっていかなければ」と、ネットのあり方に問題意識を示した。

 近藤も「匿名で顔が見えない人が言うことがどれだけ無責任で、軽く考えてるか。人に言ってることじゃない。何か言いたいなら面と向かって言えよって思う」と、匿名コメントに“NO”を突きつけた。