皇后美智子さまが、皇太子ご誕生に際して作曲された子守歌「おもひ子」の発売を前に7日、東京・日枝神社でソプラノ歌手の鮫島有美子(65)が奉納式を行った。

 「おもひ子」は明治、大正期に活躍した詩人、宮崎湖処子の同名詩に感動された美智子さまが曲を付けられた。「いづれの星かわが庭に 落ちてわ子とはなりにけむ…」と歌う心温まる詩に、お心にわき上がるままにシンプルなメロディーをお乗せになっている。

 鮫島は「皇后さまの温かいお心が伝わるおおらかでとても優しいメロディーです」と思いを新たにしていた。8月7日にCDブック(マガジンハウス)として発売される。