テレビ大阪(大阪市中央区)毎年恒例の「天神祭生中継」(25日午後6時55分)の発表が15日、大阪天満宮で行われ、14年連続司会を務める西川きよし(71)と、5年連続7回目のハイヒールが出席。リンゴ(55)モモコ(53)は「毎年楽しみ。ノーメークは会社NGなんで(本番まで)3時間近くメーク時間とってます」と、意気込みのほどを明かした。

 大阪の夏の風物詩、天神祭は、テレビ大阪が開局以来、生中継しており、今年で36回目。同局中継の“顔”となった3人だが、年々、映像技術が進化する中で、リンゴ、モモコのメーク時間は伸びている。

 リンゴは「今年も楽しみすぎて、もう。衣装のゆかた選びの打ち合わせから楽しい」。一方で、真夏に2時間の生中継に耐えうるメーク術も年々、工夫を凝らしており「私らのトシになって、メークが大事というんは、松居一代さんのYouTubeを見て、あらためて勉強しました」とも。ほぼノーメークで衝撃発言をアップした松居一代に、違う意味で衝撃を受けたようだ。

 一方のモモコは「50代で更年期ですけど、化粧もちゃんとしてますし、マネジャーに『このハゲーッ』と言うこともないし、録音されることもなく、楽しくやっています」。秘書に録音データを公開され、問題になった豊田真由子衆院議員を引き合いに、決意のホドを示した。

 そんな2人を横に、きよしは「リンゴ、モモコさんと兄弟のように毎年、楽しくやらせてもらっています。(豪雨被害の)九州地方にも、天神祭で大阪人のパワーを届けたい」と生真面目にコメントした。

 今年の中継では初めて、ヘリコプター映像を利用することが決まり、きよしは「スカイダイビングもしたことあるので、高いところは好き。ぜひとも、私も(ヘリコプターに)乗せてほしい」とアピール。テレビ大阪によると、乗車には保険加入が必要で「今からでは間に合わない」と説明されるとがっかり。「来年はヘリコプターから中継したい」と意欲を見せていた。