フジテレビ系の連続ドラマ「警視庁いきもの係」(日曜午後9時)16日第2話の平均視聴率が7・2%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は8・9%で、苦戦が続いていた同局日曜9時ドラマとしては大健闘の滑り出しとなった。

 渡部篤郎(49)と橋本環奈(18)が演じる警視庁の架空の部署、動植物管理係の鬼警部補と新米巡査の凸凹コンビが、動物の生態をもとに事件解決に奔走するコミカル・アニマル・ミステリー。20種類以上の動物たちが毎回、ゲスト主役として登場する。「超特急」による主題歌「My Buddy」に合わせ、キャスト陣がダンスするエンディングも話題。渋いイメージがある渡部のノリノリダンスにも注目だ。

 第2話は、大手食品グループの会長・藤原が、自宅のペンギン飼育室で溺死しているのを、妻の亜紀子が発見した。警察は、藤原がペンギンの世話をしている時に足を滑らせて後頭部を強打し池に落下したと断定。ペンギンを保護するために、須藤(渡部篤郎)と圭子(橋本環奈)が、藤原宅を訪ねる。そこで遺体写真を見た圭子は、藤原がペンギンの世話をしていたとは思えないこと、また、事故ではなく他殺の可能性があると推理する、という内容だった。