女優の佐々木希(29)が、連続ドラマでセックス依存症の妻役に挑戦することについて、「もっと奥を知りたい」とオファーを受けた当時の思いを明かした。

 佐々木は20日、インスタグラムを更新し、玉山鉄二と夫婦役を演じる動画配信サービスHulu(フールー)連続ドラマ「雨が降ると君は優しい」(今秋配信開始)を告知。「約一年前にオファーを頂いた時に台本を読ませていただき、性嗜好(しこう)障害という依存症を抱えている役を共感こそは出来ませんでしたが 私が演じる彩という人がはかなくて大変いとおしく、もっと奥を知りたいと思いました」と、自身が演じる役への思いを明かした。

 出演を決めたのは「頂いた台本の先をどうしても見たい気持ちと、元々野島(伸司)さんの作品の世界観が好きでしたので」という理由からだという。すでに最終話まで台本を読み、「涙があふれ出てしまって…胸が苦しくなりました」とした。

 「切なくて深い愛に包まれたこの夫婦の物語を皆さんにも是非見ていただきたいです」とアピールし、「最後まで体力、集中、どちらも切らさず一生懸命に…走りたいと思います!」と意気込みをつづった。

 同ドラマは人気脚本家・野島伸司氏が手掛けたオリジナル作品で、心から愛し合いながらも、妻のセックス依存症という試練を与えられた新婚夫婦を中心に、心の闇を抱えた男女の愛と憎しみが交錯する群像劇を描く。