人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」がハリウッドで実写ドラマ化されることが21日、分かった。都内で行われた「週刊少年ジャンプ」(集英社)連載20周年記念イベントで発表された。同誌の中野博之編集長は「3年前から話が進んでいた。映画化よりもドラマ化が期待を裏切らないクオリティーを担保できると思った」と話した。

 制作にあたるのは、米ドラマ「プリズン・ブレイク」などを手掛けたマーティ・アデルスタイン氏のトゥモロースタジオ。原作者の尾田栄一郎氏(42)は「紆余(うよ)曲折あり、良いパートナーに出会い、ちょうど20周年を迎える今日、発表に至ったのは、実は偶然であり、とてもうれしく思います」とコメント。さらに「20年間作品を支えてくれているファンを絶対に裏切らないこと。これが僕からの条件です」としている。アデルスタイン氏は「大切な作品を私たちに託してくれたことを光栄に思う」とコメントしている。