「ワイドナショー」(フジテレビ系、日曜朝10時)に登場する現役中高生コメンテーターには個性派がそろっている。ますだおかだ岡田圭右の娘、岡田結実、眉毛が個性的な井上咲楽(ともに17歳)…意外な視点やなるほど感のコメントに、自分の情けない10代を思い出し、うならされる。

 海外にも「恐るべき10代」は少なくない。先日、都内で行われた米映画「トランスフォーマー 最後の騎士王」(8月4日公開)のプレミア・イベントで実感した。

 「世界で最も美しい顔」(米映画サイト選出)のベスト30に入ったローラ・ハドック(31)とともにダブルヒロインを務めたイザベラ・モナー(16)の存在感だ。大胆に肩を出したロングドレス姿には貫禄すら感じさせた。英語であいさつしたハドックに対し「アリガトウ」と日本語で切り出し、「昨日、時間があったので明治神宮にお参りに行ってきました」としっかり親近感をアピールした。

 「私はラティーナ(ラテン系)ですからね」と胸を張り、「オーディションではマイケル・ベイ監督から『スペイン語で悪態をついてみて』とか面白がってもらいました」と、本命候補を破って大役を手にした秘話も明かした。

 昨年のヒット作「ボーダーライン」の続編への出演が決まっている他、歌手、ダンサーとしても評価されているという。主演級へのランクアップも時間の問題だろう。名前を覚えておいて損のない女優だと思う。