欅坂46が24日、都内で行われた初の公式ゲームアプリ「欅のキセキ」制作発表イベントに出席した。

 発売中のアルバム「真っ白なものは汚したくなる」収録曲「危なっかしい計画」が会場に流れる中、菅井友香、長浜ねる、守屋茜、渡辺理佐、渡辺梨加、上村莉菜、小池美波、土生瑞穂、原田葵、石森虹花、加藤史帆、斉藤京子、佐々木久美、高本彩花の14人が、それぞれこれまでグループで着た衣装で登場した。

 石森は結成当時の最初の制服、小池デビュー前に着たグレーの制服、菅井はデビューシングル「サイレントマジョリティー」の衣装、守屋はセカンドシングル「世界には愛しかない」の衣装、土生は同曲カップリングの「語るなら未来を」の衣装、斉藤はけやき坂46(ひらがなけやき)にとって初めての衣装、原田は3枚目シングル「二人セゾン」の衣装、渡辺梨加は同曲カップリングの「大人は信じてくれない」の衣装、加藤は3枚目シングル時期のひらがなけやきの衣装、渡辺理佐は4枚目シングル「不協和音」の衣装、佐々木は同曲時期のひらがなけやきの衣装、上村は同曲カップリング「W-KEYAKIZAKAの詩」の衣装、高本は同曲のひらがなけやきの衣装、長浜はファーストアルバム「真っ白なものは汚したくなる」のジャケット写真の衣装を着た。

 アプリは、グループの軌跡や、メンバーの成長をたどるドキュメンタリーをテーマにしたパズルゲーム。今年中に配信を開始する。プレーヤーは新米マネジャーとして、メンバーとともに成長しグループの活動を支えていく。

 グループにとって初のゲーム化を受けて、キャプテンの菅井は「2年前まで普通の学生生活を送っていたので、まさか私たちがこうしてゲームになるとは思っていませんでした。光栄です。先輩たちがゲームになってるのも見ていたので」と喜んだ。ゲームやアニメが好きな土生は、「メンバーの顔とかも細かく写っていて、衣装もリアルに再現されていて、みんなの声が入っています。パズルを消せた時にしゃべるんですけど、すごくかわいいなって思いました」とプレーした感想を述べた。

 この日は、実際にゲームをプレーし、デモンストレーションした。さらに、周囲に知られていないような自分のトリビアも発表していった。小池は「時代劇が好きなんです。小学生の時に携帯電話の着信音を『暴れん坊将軍』の戦うシーンにしていました。今でも、お昼になったらチャンネルを回して、時代劇を探して見ています」と話した。斉藤は「ラーメン週6で8杯食べています。外に出る時は必ずラーメン屋さんに行きます。コンビニとラーメン屋さん以外は目に留まらないようになりました」と告白。原田は「よく食べます。この前も、テスト終わって、おうちに帰って、ご飯8膳食べました。おなかいっぱいにならなくて」と明かし、報道陣をどよめかせた。

 総合プロデューサーの秋元康氏が、アプリのサウンドプロデューサーに就任したことも発表された。