元NHKの堀尾正明アナウンサー(62)が、炎上騒動渦中の上西小百合衆院議員(34)の発言をたしなめた。

 上西議員は25日、TBS系「ビビット」に生出演。浦和レッズをやゆした一連の騒動について真意を説明した。番組では、18歳以上の女性100人を対象としたネットアンケートで、上西議員について「嫌いなところがある」との回答が92%だったという調査結果を紹介。すると上西議員は「テレビ的なアンケートはこんなもんでいいと思うし、好き嫌いは勝手だと思う。実際に政治家でアンケートとったら、まあ大体こんなもんですよ。こんなアンケートをとられるのはせいぜい安倍総理と私くらいでしょうけど」と悪びれず。堀尾アナを「安倍総理と一緒にしない方がいいですね、内容が違いますからね」とあきれさせた。

 さらに堀尾アナは「一言一言が国会議員ってすごく重要だと思う。今、閉会中審査を審議してるじゃないですか、1人1人が言葉尻をとらえられないように、足をすくわれないように、安倍さんも言葉を駆使してるのはわかりますよね。上西さんは国民との距離を近づけたいためにエッジの効いた言葉を使いたいとおっしゃって、あえて汚い言葉を使っていらっしゃるんですよね? だったら、国会の答弁、あるいは質問の中でその言葉を使ってくださいよ、『マジでー?』とか『やべぇな』『人生乗っけてんじゃねえよ』って国会の中で使ってくだされば説得力ありますよ」と皮肉を込めた。