女性問題で経済産業政務官を辞任し、自民党を離党した中川俊直衆院議員(広島4区)が議員辞職しない意向を示したことを受け、お笑い芸人のカンニング竹山(46)は「1回辞めなきゃいけないと思う」と私見を述べた。

 31日放送のTBS系「ビビット」は、中川議員が29日に開いた記者会見の模様を伝えた。中川議員は「迷惑を掛けた全ての人に心からおわびしたい。許していただけるなら身を粉にして働いていきたい」と述べた。

 中川議員は夫人の闘病中に不倫したとして非難を浴びたが、その中川議員を支え続ける夫人に、フリーアナウンサーの雪野智世は「奥さん、すごいですね」と感嘆。「別れられない事情があるのか、まだ少しでも情というのが中川議員にあるのか。これから結婚生活を続行しようと決めた以上、奥様は『これから最善の方法をしていくしかないんだ、やろう』ってそこは女性として腹くくってるなという気がします」とコメントした。

 また、堀尾正明アナウンサーは「中川議員は2世議員ですから、お父さんの代からの支援者も多かったと思う。だから奥様も支援者つながりが深いということで、なかなか断ち切れないというところもあったでしょうね」と推察した。

 竹山は、中川議員が議員辞職しない意向を示したことに「政治家の不倫って今、辞職ラインだから、やっぱり1回辞めなきゃいけないと思う。だって辞めないってことはそれだけ税金から給料をもらうってことだから。普通のお仕事じゃないわけじゃないですか。自分で決められることじゃないから、1回辞職してやらなきゃいけない」と持論を展開した。