昨年2月に乳がんで右乳房全摘出手術を受けたお笑い芸人のだいたひかる(42)が、不妊治療再開への思いを語った。

 だいたは2日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」にVTR出演。現在はホルモン薬治療を行っているというが、治療で中断している不妊治療を再開することへの意欲を語った。

 42歳という年齢に不安を抱えるが、闘病を支えてくれる夫でアートディレクターの小泉貴之氏(39)からは「がんから復帰して妊娠した人の新記録を目指せばいいじゃないか」と前向きな言葉を掛けられたという。

 乳がん治療前に凍結した受精卵を1個だけ保存してあることを明かし、「体のコンディションを整えてその卵を戻せたらいいな。最後の1回の挑戦です。ほんとに1個しかないんで。私にとってはそれが最後の1つ。だから私の一番の宝物」とだいた。「妊娠しなかったとしても(受精卵)が体に戻ってきたというだけで幸せだなって思えそうなんで、最後の1個を戻せる日を夢見て」と前向きに語った。