舞川あいく(28)が3日、都内で映画「海の彼方」(12日公開)プレミア試写会に出席した。

 石垣島出身のミュージシャン玉木慎吾(33)の祖父母が1930年代の日本統治時代の台湾から石垣島へと移住して生活していく実話を映画化した。

 両親が台湾人の舞川は、今でも3カ月に1度のペースで両親を連れて台湾を訪れているといい「やっぱり台湾語が話せるから、両親が元気になるんです。顔が明るくなります。私はやっぱり東京にいると『きれいでいなきゃ』って気を張っているところがあって、台湾だと服装もカジュアルに、化粧もしなくなります」と明かした。

 05年からファッション誌でモデルを務めるなど、自身は幼い頃から日本で育ったが、「周りから『距離感が近いね』とよく言われます。台湾の人って、みんなで一緒に何かをしたり、人に優しいじゃないですか。それが出ているのかな。みなさんが映画を見て、ぜひ台湾に行ってほしいですね」と話した。