女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の10日の平均視聴率が22・1%、11日が22・0%、12日が20・1%だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は9日放送第110話の23・7%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 あらすじは、奥茨城に実(沢村一樹)が戻り、田植えの日を迎える。宗男(峯田和伸)らも駆けつけ、みんなで田植えを行う。最初は手順がわからない実だったが、やってみるとみんなが驚く手際の良さ。身体が覚えていたのだ。そして無事に田植えが終了し、みね子(有村架純)は東京に戻る。みね子不在の間、目が回るような忙しさだったすずふり亭のみんなは、みね子の帰りを待ちわびていた。みね子は自分の居場所がここにあることを実感するのだった。