俳優の伊勢谷友介(41)が、小泉今日子(51)主演のTBS系連続ドラマ「監獄のお姫さま」(10月スタート、火曜午後10時)に「悪役」で出演することが14日、分かった。俳優業だけでなく、映画監督や実業家としても活躍する伊勢谷は、民放連続ドラマ初出演となる。

 同ドラマは、脚本を宮藤官九郎(47)が担当。普通に生まれ、普通に暮らし、普通に死んでいくことがいかに平凡で、はかなくて、幸せなことであるかを描くエンターテインメント作品だ。

 小泉は夫を刺して服役経験のある主婦を演じる。伊勢谷は、刑務所で知り合った小泉演じる馬場カヨ、満島ひかり(31)演じる若井ふたばらの復讐(ふくしゅう)のターゲットになる大企業のイケメン社長・板橋吾郎役。物語は、愛人を殺した過去のある板橋が馬場らに誘拐されるところから始まる。目的は、殺人の真相を暴き、まだ刑務所にいる夏帆(26)演じる前社長の娘・江戸川しのぶの冤罪(えんざい)を晴らすためのものだったのだ。

 伊勢谷は「“世の中で最悪の人”を演じさせていただきます。民放初の連続ドラマですので、ちょっとはいい人の役でもよかったかなと思いつつも、悪者顔しているのでおそらくハマるのではないかと思います(笑い)」と意気込んでいる。

 他に、塚本高史(34)池田成志(54)猫背椿(44)も出演することが分かった。