レオナルド・ディカプリオ(42)が、ルネサンスを代表する天才芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチを演じることがわかった。

 ウォルター・アイザックソン氏による伝記小説「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を映画化する権利をめぐり、各製作会社が競い合った結果、パラマウント社が権利を獲得。映画情報サイトDeadlineによると、レオがジェニファー・デイヴィッソン氏とともに共同プロデューサーも務めるという。

 1519年に67歳で死去したダ・ヴィンチは、「モナリザ」や「最後の晩餐」などの傑作を生み出したことで知られるが、建築、天文学などあらゆる分野でも多彩な才能を発揮した。レオの母親はイタリアのフィレンツェでダ・ヴィンチの作品を観て感銘を受け、レオに”レオナルド”と名前をつけたともいわれている。

 映画「レヴェナント:蘇えりし者」(2015年)でアカデミー主演男優賞を受賞して以来、映画に主演していないレオだが、マーティン・スコセッシ監督の新作「The Black Hand(原題)」「Killers Of The FlowerMoon(原題)」の2作品への主演も決まっている。(ニューヨーク=鹿目直子)