稲垣吾郎(43)が、SMAP解散やジャニーズ事務所退所などについて思いを語った。

 稲垣は18日放送のフジテレビ系「めざましテレビ」にVTR出演し、軽部真一アナウンサーのインタビューに応じた。

 昨年いっぱいでSMAPが解散。稲垣は9月8日の契約満了をもって草なぎ剛、香取慎吾とともにジャニーズ事務所を退所する。「見ている方とか世の中的にはすごい変化だと思うので、『何も変わらないよ』って澄ました顔して言ってはいけないことだとは思う」とした上で、「ただ、もちろん今ある現実は現実なので、それを受け止めながら前向きに。仕事欲は尽きることはないので」と前を向いた。

 「役者の仕事は大好きなので、ずっとやってきてることですし、役者の仕事ってその人のドキュメンタリーみたいな感じじゃないですか、ちゃんと内面が出る仕事なので、その人の魅力というか、人となりというか、いい人間になっていかないと良い仕事もできないですし、自分はずっと磨きながら、いい俳優になっていくことができればいいなと思ってます」と、俳優として活動する意気込みを語った。

 ファンの心配について「それは一番感じてること。心配をかけるということは非常に申し訳ないことなのでやっぱり心苦しいです」と稲垣。「だけど、でもこれはもう自分で決めたことですし、その現実というものは受け止めてもらわないといけないと思いますし、でもその心配に応えられるように、皆さんの中で欠けてしまっているものとか、ロスしているというか、それはまた満たしていかなきゃいけないなとはもちろん思う」と語った。