お笑い芸人の水道橋博士(54)が、過去に出演番組の生放送中に退場して降板した騒動について振り返った。

 水道橋博士は17日深夜放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」に出演。13年6月にテレビ大阪「たかじんNOマネー」で、当時大阪市長だった橋下徹氏が「小金稼ぎのコメンテーター」と発言したことに怒って生降板した件について、裏事情があったと語った。

 この行動は、橋下氏が03年10月にTBS系「サンデー・ジャポン」生放送中に独断で降板したシーンのパロディーだったと説明。橋下氏は番組で2回目の失言をした際に、「イエローカード2枚だから退場」と自ら責任を取って降板したという。水道橋博士の生降板もそれに倣ったものだったそうで「橋下さんにはわかるだろうって思ってたんですが、でも橋下さんすらポカーンとしてた。俺としては世間が『博士、パロディーやってる』っていうふうになると思ってたんですけど、完全にスベってるわけですよ。どスベリ」と自虐した。