NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」11代目うたのお兄さんを4月に卒業後も人気の横山だいすけ(年齢非公表)が21日、都内で行われた初出演CM「ピックルスコーポレーション」のキムチ「ご飯がススム~ダンス編~」新CM発表会で、キッズダンサーとダンスを生披露した。

 横山にとって、今回が初のCM撮影となった。「初めてのCM…(話を)いただいた時、ビックリした。劇団四季の時に、プライベートでキムチを食べていて、歌のお兄さんの時も毎日のように…。自分のプライベートを見られているのか、と。CM現場は経験したことがないので緊張しましたけど終始、和やかな空気で撮り終えました」と笑顔で撮影を振り返った。

 6月には東京・新国立劇場でミュージカル「魔女の宅急便」で、上白石萌歌演じる主人公キキの父オキノを、中井智彦とともにダブルキャストで演じた。それに続き、CMにも初出演と新たな挑戦が続いている。横山は「(新しい仕事は)歌のお兄さんと全く違う感じ。いろいろな現場で、いろいろなことをやっているのを見ていただくのも照れくさい。このCMも、どう見ていただけるか」とCMオンエア後の反応に期待した。

 キムチについては、劇団四季時代に健康管理のために食べるよう指導を受けたという。「団内でキムチを取るようにという話になった。つけもの、納豆などの発酵食品が体にいいと。CMの時にキムチと納豆の食べ合わせが良く、1日置くと発酵の菌が増えると聞いた」。

 最近は自宅でも料理をするようになったという。「キムチと納豆は定番で食べますし、卵焼き、目玉焼きの上にボンと乗っけたり、サラダにも乗せて食べます。キムチの味が好き。夏は豚肉と併せて炒めたり」と、キムチを常備して食べていると強調した。

 この日はCM衣装を着て、キッズダンサーとCMで披露したダンスを生で踊った。横山は「(米映画)『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングばりに決めてきました」と胸を張った。

 横山のCM起用について、ピックルスコーポレーションの宮本雅弘社長は、商品のメインターゲットが子どもをはじめとしたファミリー層だとした上で「社員からも一押しとして決定しております」と強調。横山の華麗なダンスは、CMでも子どもと主婦層の胸をわしづかみにしそうだ。【村上幸将】