9月3日から始まるテレビ朝日系「仮面ライダービルド」(日曜午前8時、10月からは午前9時)に主演する俳優、犬飼貴丈(あつひろ=23)が27日、東京・六本木のけやき坂で、「仮面ライダー」のバトンタッチイベントを行った。

 飯島寛騎(21)が主演した「仮面ライダーエグゼイド」がこの日放送終了。新ライダーへのバトンタッチを見ようと、親子連れを中心に約1000人が沿道に詰めかけた。

 飯島からバトンを受け取った犬飼は「(イベントは)ものすごくありがたい。早くお届けしたくてうずうずしています」。天才物理学者という役どころだが、「物理を駆使して戦うところ、テンポのいい会話劇を見てほしいです」とアピールした。

 撮影は約2カ月前から始まっているという。「順調です。共演者とは家族みたいな感じです」と、いい雰囲気の中撮影ができている様子だった。

 飯島は1年間を振り返り、「1年って早い。濃い1年でした。寒い暑いがあって、体調管理に気をつけなければならなくて、冬はヒートテック5枚着てました」。さらに「(14年の「仮面ライダードライブ」に主演した)竹内(涼真)くんも言ってたけど、スタッフは家族。一生の財産になるので大事にしてほしい」と、犬飼にアドバイスした。