米人気歌手テイラー・スウィフト(27)が25日にリリースした新曲「Look What You Made Me Do」が、大ブレイク。音楽配信サービスSpotify でのストリーミング再生回数、およびYouTubeでのミュージック・ビデオ再生回数が過去最高を記録していることがわかった。

 同曲は、11月10日に発表となる3年ぶりのニューアルバム「Reputation」からの第1弾シングル。ビルボード誌電子版などによると、発売初日で800万回を超えるストリーミング再生回数を記録し、YouTube でも、曲の歌詞をアニメーションで紹介したミュージック・ビデオの再生回数が1900万回を記録したという。

 同サイトはまた、発売第1週目でストリーミング再生回数が50万回に達する可能性も示唆。英人気歌手アデルが2015年に発表した大ヒット曲「Hello」以来の売上を記録すると予測している。

 スウィフトがシンガー・ソングライターのジャック・アントノフ氏と共同で書いた同曲は、スウィフトの宿敵カニエ・ウェストを標的にしているともいわれており、ダークでセンセーショナルな歌詞が強烈なインパクトを放っている。

 スウィフトが登場する未公開のミュージック・ビデオは、27日夜に予定されているMTVミュージック・ビデオ・アウォード賞授賞式で公開される予定となっている。

 スウィフト本人がステージで演奏するとのうわさも渦巻いているが、同授賞式のエグゼクティブ・プロデューサーが否定。しかし、ここしばらくスポットライトから遠ざかっていたスウィフトが、授賞式に出席する可能性もあるとして、注目が集まっている。(ニューヨーク=鹿目直子)