アイドルグループこぶしファクトリーの小川麗奈(17)が、グループから卒業し、芸能界から引退することが6日、明らかになった。グループの公式サイトで発表された。今年7月に不安神経症と診断され、活動を休止していた。

 サイトでは「こぶしファクトリーの小川麗奈ですが、こぶしファクトリー及びハロー!プロジェクトを卒業することになりました」と発表。

 7月以降、自宅療養しながら経過を見てきたが、「いまだ体調が安定せず、活動をこれまで通り行えるような体調にいつ戻るのか、という先行きの見通せない状態が続く中で、グループの活動にこれ以上迷惑をかけられないという本人の気持ちも強く、本人やご両親や医師とも話し合った結果、卒業という結論に至りました」と説明。「活動再開をお待ちいただいていた皆様には、その思いに沿えなかったことをおわび申し上げます」と謝罪した。

 サイトには小川のコメントも掲載された。小川は「突然の事で驚かせてしまってごめんなさい」と謝罪。「休養をとるなかで自分のこれからの人生についても沢山考えました。その中で今の自分と向き合いながら新たな夢を見つけられるよう、がんばって勉強していきます」と明かした。その上で「これからは私もこぶし組(グループのファン)の一員としてこぶしファクトリーの応援を精いっぱいしていきたいと思います」とつづった。