河瀬直美監督(48)が、仏女優ジュリエット・ビノシュ(53)と永瀬正敏(51)をダブル主演にした新作映画「Vision」(来年公開)の製作に入ったことが7日、分かった。

 河瀬監督が主演に海外俳優を起用するのは初めて。

 ビノシュはエッセイストのジャンヌを、永瀬は吉野の山々を守る山守の男、智(とも)を演じる。

 2人の出会いと交流を描き、全編、奈良県で撮影される。まずは今月下旬まで行い、再び11月から12月にかけて撮影される。