乃木坂46白石麻衣(25)のセカンド写真集「パスポート」(講談社)が、1万部の重版が決まり、累計発行部数が23万部となったことが8日、分かった。今年2月7日の発売から7カ月が経過したが、異例のロングヒットとなっている。

 初版は10万部。発売前に2度重版し、発売初週で10・4万部を売り上げ、オリコンランキング史上女性ソロ写真集では最高の週間売り上げを記録。その後も売り上げのペースが落ちず、4月には今世紀に発売された女性タレントのソロ写真集で最多という20万部を突破。5月に発表された本年度のオリコン上半期写真集売り上げランキングでは、20・1万部で1位に輝いた。今回で9度目の重版となった。

 出版関係者は「普通、タレント写真集は発売1カ月程度で売り上げが落ち着くと言われており、重版しても2、3刷り程度のケースが多い中、発売から7カ月にわたって重版を続け、10刷りまで到達したのは超異例の大ヒットの証」と説明。講談社販売担当者は「10刷り(9度目の重版)まで到達したタレント写真集は入社以来初。まったく衰えないセールスに、どこまで行くのだろうと驚いています! 白石さんに憧れる20代女性を中心に、支持層が広がり続けていることが、ロングセラーの理由だと思います」とコメントしている。

 乃木坂46はこの日、テレビ朝日系「ミュージックステーション」に生出演した。同番組の公式ツイッターは、出演者の福山雅治(48)が白石からサイン入り写真集を渡されたツーショット写真を掲載。「福山さん自身も購入して来られたそうですが、白石麻衣さんご本人から写真集をいただきました。大喜びです!」と投稿した。ロングヒットからさらなる波及を見せている。