女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の8日の平均視聴率が21・6%、9日が20・0%だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は8月9日放送第110話の23・7%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 あらすじは、しばらくあかね荘に身を寄せることになった世津子(菅野美穂)。みね子(有村架純)の部屋にみんなで雑魚寝するなど、今まで味わえなかった共同生活を楽しんでいた。一方、奥茨城では、宗男(峯田和伸)が谷田部家の新しい収入源として花の栽培を提案。実(沢村一樹)はやってみたいと挑戦を決意する。その頃、赤坂では、鈴子(宮本信子)と省吾(佐々木蔵之介)が柏木堂で働く由香(島崎遥香)を訪ねていた。なくしたものを取り戻したいと告げる省吾に由香は応える。牧野家という家族が再びひとつになった瞬間だった。