50代医師とのダブル不倫を認めた斉藤由貴(51)が、木曜パーソナリティーを務める「オールナイトニッポン ミュージック10」(午後10時)の出演を、無期限休止することが13日、分かった。岩崎正幸社長(64)がこの日、都内で行った定例会見で発表した。

 岩崎社長は「所属事務所と検討した結果、本人の今の状況を考えると、パーソナリティーを務めるのは難しいと判断しました」と説明した。今日14日の放送分から出演を取りやめる。休止期間は不明。松浦大介編成局長(59)は「リスナーから、この件が発覚以来、厳しい意見もあるが、励ましの声もあり、半分半分くらい」。休止ではなく降板となる可能性については「未定としか言えない」とした。番組は継続するが、同局の女性アナウンサーが当面の間、代役を務める。また斉藤が番組に出演する際、斉藤がイメージキャラクターを務めている「エミネット」のCMが放送されていたが、今後はACジャパンのCMに差し替える。

 斉藤は「週刊文春」に不倫疑惑を報じられた際、8月3日に会見を開いて否定した。その後、5日発売の写真週刊誌「フラッシュ」にキス写真が掲載され、直後の7日に同番組で「メシがまずい毎日を過ごしています」と話していた。その後、12日発売の同誌が、医師が斉藤の自宅で女性下着を頭にかぶっている写真を掲載。斉藤はこれに先立つ11日、不倫を認める文書を報道各社に送った。「今後お仕事で派生するペナルティーは覚悟してお受けいたします」とつづっていた。