テリー伊藤(67)が、パワハラ疑惑で話題となっている女優の鈴木砂羽(44)について「自信がないんだと思う」と推察した。

 14日放送のTBS系「ビビット」は、鈴木演出の舞台を降板した女優の鳳恵弥と牧野美千子の所属事務所が鈴木からパワハラを受けたと主張している一連の騒動について取り上げた。

 真矢は鳳らが初日直前に降板したことについて「2日前の降板とかはプロフェッショナルでは……どうなんでしょうとは思います。後にいろいろ思いは話し合うとして、ここはとりあえず出ましょうという判断でもいいんじゃないか」と苦言を呈した。

 テリーは、初めて演出を手掛ける鈴木について「気合入ってたと思う。罵声とか浴びせてたと思いますよ。鈴木さんも多分、自分が若い頃それをされてた、そういう経験があるから自分の中ではそれは当たり前ということで来たようなところもあると思う」と推測した上で、降板した2人について「これ(罵倒)も明日のためには今、必要かなっていうことを2人にも思ってほしかった。せっかくあと2日で演るんだったら、2人だってもったいないじゃない。いままでずっと5月からずっとやってるんだから、舞台がまさに一番の晴れ舞台ですよ、まさに。そこに出られないって2人だって悔しいじゃない」と残念がった。

 また自身も演出家として俳優に対し「ガンガンいってましたよ」というテリー。自身の経験から「多分、鈴木さん自身に自信がないんだと思う、演出家として。演出家が怒鳴ってるって、蜷川さんもそうだけど、100%自信があって怒鳴ってるわけじゃない。自分の中の弱さもある。弱さを相手にぶつけちゃうって、多分、(鈴木は)帰り道で反省するわけ」と推し量った。

 鈴木は13日の初日終演後、「土下座をさせたことはまったくございません。心情的なことや人格を否定するようなこと、罵声を浴びせた事実はありません」と2人の主張を否定した。