リーグ史上最速で、2年ぶり20度目の優勝を遂げたソフトバンクに、南海ホークス時代からのタカ党タレント、森脇健児(50)がいち早く、歓喜の声をあげた。

 「去年はまさかの11・5ゲーム差から逆転(優勝)されました・あれで野球の怖さも知りました」と、昨年の悔しさを吐露。その思いを糧に「今年は8月から、打撃の軸の内川選手がいない中、まさしく全員野球を見せてくれました。去年、負けたことによって、最強のホークスが出来上がりました」と、ソフトバンク選手にエールを送った。

 森脇は、子どものころから野武士のような「男臭さ」に魅せられ、大阪球場で南海ホークスを応援していた。「緑の帽子をかぶっていた小学生のころ、ガラガラの大阪球場で、万年最下位のホークスを観戦していました。勝ちゲームはなかなか見られなかったけれど、泥だらけになってプレーする南海ホークスは大好きでした。あれから40年が経ちました。南海からダイエー、そしてソフトバンクになり、ホークスは最強になりました」と感慨深い思いも寄せた。

 そして「このまま日本一へと突き進んでください! 僕は緑の帽子をかぶって応援します!」と、オールドファンとしての誇りを胸に、日本一まで応援を約束した。